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2004.05.20

IHATOVへようこそ。

5月X+1日、盛岡から南へ30kmほど、花巻へ向かう。宮沢賢治の故郷を訪ねに。
彼は教育者であり文学者であり宗教者であり農民であり、そして「科学者」であった。
私も「科学屋さん」のはしくれとして、一度来ようと思ってたのよ。

宮沢賢治は、人間と自然科学と近代技術のはざまで表現し続けようとした、稀有な人物であると思う。それも子供にわかる様な楽しくも真摯な文章で表現を続けた。私も子供の頃は彼の童話を夢中になって読んだものであった。美しい鉱石や星の名前、動物たちの愉快なしぐさ、人間のはかなさや尊さそして愚かさもそこに描かれていた。

今回、宮沢賢治記念館を訪れ、彼の科学者たる資料を初めて見た。数学の教科書を書き、地質改良材の配合を書き示し、そして自らその効能をレポートにしたため普及活動もしている。彼のノートには学生に説明するための電子と岩手県の大きさの対比が縮尺つきで残っている。こんな先生に習う理科・科学の授業は、さぞ楽しかったであろう。

実はあまりに夢中になっていたため、この辺の写真を撮っていません(もちろん館内は撮影禁止ですよ)
ぜひ一度訪れて、直接見てください。その方が私の拙い文章よりずっと感動すると思うからね^^
周辺には、童話村など家族向きの施設も整えられて楽しめると思うよ。

あ、一個だけおもしろいモノを撮ってあった。
yamaneko-ken.jpg
記念館の隣にあります。大丈夫! 取って食いやしないから^^ 
お土産やさんとレストランです、ニャー。

さて、賢治の家でもあった羅須地人協会へ行ってみる。花巻農業高校(旧花巻農学校)の中に移築されている。
有名なアレがあります。
kenjis_house.jpg
「先生~、居りませんかぁ?」 また出た、猫背の生徒1名。

居ないようなので、下の畑に行ってみる。
shita_no_hatake.jpg
豊かな平原が広がっていた。鎮守の森も残っている。
賢治先生はきっとこのどこかに今も居るのだろう。

実際の農家はこんな感じでした。
hataraku-hito.jpg
牛馬ではなく、内燃機関とともに働く人たち。

賢治先生、IHATOVは豊かな大地ですね。私もやっとここまで来ましたよ。

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Comments

花巻周辺、いいっすよね。
道も楽しいし。

Posted by: 銀タテト | 2004.05.22 10:25 PM

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