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2004.06.25

Welcomeback to Yokohama!

nissanが横浜に帰ってくる

もともと、日産自動車は神奈川の印象が強い。追浜・座間・鶴見・厚木・・・そう、創業の地は鶴見のエンジン博物館のある所だし。銀座に本社やショウルームがあるので都心なイメージもあったんだけど、銀座本社も、たったの36年間しか経ってなかったんだそうで。

そうそう、マリノスも横浜だよな。

座間や村山のように閉鎖されてしまった工場もあるけれど(そしてそれに纏わる悲劇もいっぱい聴いてるけど)、カルロス・ゴーンさんが来て以来、なんとかいろいろがんばっているようだね。

最近語った彼の言葉で、印象深いものがある。
「日産は目覚ましい再生を果たしましたが、復活は無から生まれたものではない。日本企業の成功の鍵である“現場の力”を引き出しただけ」
大分、社交辞礼や日本の経済界への配慮も見える「謙虚な」言葉だけれど、少しフランス人らしいEspritが入った発言にも思える。やっぱりコイツは只者じゃないような。

片や、最高収益を出しながら、フラッグシップ高級車を「ゼロから造りました」なんて傲慢なことを言っている、どこぞのクルマ屋さんに、つめの垢でも煎じて飲ませてやれや!

ものづくりに「ゼロから」はありえない。そんなことをセールスコピーに使うなんて、あまりに不謹慎だ。そのクルマを造ったエンジニアに失礼だよ。どんなにいい製品であっても、そんな売り方あんまりだ。造った人への感謝は忘れてはならない。造る側も、そんな欺瞞に満ちた姿勢でお客様に売ってはならない。当然、お客様にも失礼だからね。

無から有は生まれない。技術蓄積と研鑽と「精神論ではない」情熱と考え抜く時間とが混ざり合って始めて、技術屋の魂が図面になり金型になり、歯車やピストンになり、やがて形を持って生まれてくる。それがモノを造るということ。

あの有名な生産効率向上システムは「乾いたタオルを絞るように」とよく言われてるけれど、本当に乾いているのならもう何も出てこないはずだ。むしろ、その乾いたタオルを良く見て欲しい。既にぼろぼろか、もしくはただのティッシュペーパーかも知れないぜ、絞ったって千切れるだけだ。そんなもの、尻を拭くくらいにしか使えないよ。

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追記:誤解を招かぬよう、追記修正しました(下線部)。「上記車種を実際に造っている人々が気を悪くしてはなるまい、エンジニア同士として」ということで。出来上がったクルマがどうこう言うつもりはないんです。それを選ぶのはお客様。ただ、「造る側」の姿勢と「売り方」を問うておきたかったので。

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Tracked on 2004.06.25 07:32 AM

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