6600km
それが近いんだか遠いんだか、わからないけれど。
静止軌道は赤道上の36000km上空だったと覚えているので、それよりは内側の結構近くを通って行ったのだな。さっき見てたBSの電波は、そういう遠いんだか近いんだかわからないところから降って来る。まあ、よく映ること(笑)。月の軌道はそのまた遥か上で、380000kmだって。うーん、月を見上げて考えてみようと思ったら今日は曇ってたw。
僕らが身近に体験できる範囲は、せいぜい国際線の飛ぶ高度12000mってところか。それでも与圧のかかった機内で0.8気圧で10数時間(も)我慢するわけだけど。衛星や小惑星から見れば地表すれすれのほんのわずかな薄皮一枚をスッとなぞって、異国へ降り立つわけだけど、これも近いんだか遠いんだか、人間の間尺では、やっぱ遠く遥かな道のりなんだな。
いや、国内に居たって、富士山の5合目辺りまでクルマで登ったり降りたりするだけで、空気のありがたみは感じることができる。沼津あたりの海岸べりから標高差2000mほどを行って帰ってくるだけですぐに体感できるよ。僕は気圧の変化に弱いのですぐに頭痛くなっちゃいますが。低気圧が来ただけで頭痛が・・・。
さてはて、件の小惑星は、空気のない遥か上空での話なんだが、やっぱ遠いんだか近いんだか、6600km上空は天使も飛べない世界なんだろう。
だって、翼があっても空気がなくちゃね(笑)。
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Comments
ちょっと調べてみたけど6600kmというと"中軌道衛星"の高度らしい。
GPSの衛星が1500km、シャトルやISSが500kmなのだそうな。
8mって大きさは成層圏に入っちゃうと燃え尽きちゃうのだろうが、衛星や月に当たったらそれなりな事になってたでしょうなぁ。
ちなみにヒラにすると(笑)
九州の先端から北海道の先端まで一般道+フェリーで2677km。往復してもうちょっとってところか。
私の車の走行距離は22000km。静止軌道には届かないけど、赤道上で地球の半周は越えたらしい。
、、、、って考えると何か凄いね(^^;;
あ、ちなみに天使も神も次元の異なる存在なので場所に寄らず存在は可能かと。
神は"信じる限りどこにでも存在する"し。(笑)
Posted by: irikura | 2004.08.27 10:03 AM
ども、irikuraさん。
私もちょっと調べてみました。
打ち上げて高度80~120kmを超えると十分に「宇宙」と見なされるんだってね、大気圏を出たっつーことみたい。行って帰ってくるだけの弾道系だとそれでも「宇宙飛行士」になった、となるらしい。ホントは衛星軌道速度(重力圏脱出速度:12km/s程度)位出せよ、どーせだから何周か廻れよ、と思っちゃいましたけど。
シャトルは意外と低く飛んでるのね。
それでも90分で地球一周するんだそうですが(近いほうが速い)。
ちなみに、私の現有車も20000km走破しました。地球半周にちょっと足らない程度。昔乗ってたGolf2は17万kmを超えていましたので地球4周分くらい走ってたのですね・・・。その倍ちょっと走れば月に届いたわけですかw、片道だけどね(笑)。
Posted by: lucifer | 2004.08.29 04:25 PM