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2006.04.07

hp45

オシゴトの事なんか、家では忘れろっちゅーに。

でもでも、最近よく思う事があるのです。

#IntelMacの件で思い出したの。

hp45とは。

半導体業界にはその配線などの細かさを指標に
世代っていう考えがあるのね。
Technology Nodeってやつです。
(くわしいことはココ見てちょ>JEITA半導体技術ロードマップ専門委員会)

で、コレを示す数字が
DRAMなんかのHalfPitchの寸法で
45nmであるところで、"hp45"なわけ。

そろそろやってくるはずの世代。
このギョーカイに居る者の数多くが
"次の細かさ"を目指して苦闘している。
かくいう私めもその一人だ。
数年先のそれを造るのが、今の仕事。

この前に書いたIntelMacのCPU(CoreDuo)は
既に65nmのモノだという。

ずーいぶん昔、このオシゴトを始めた頃は
その配線幅は250nmを目指している最中だった。
(その当時は0.25µm=コンマニーゴーと呼んだねぇ)

シリコンウェーハの直径も主流は6インチ(150mm)だったし、今のように12インチ(300mm)なんてレコード盤のようなものではなかったな。もちろんデバイスも、SOI上に銅なんて厄介なものでいっぱい生産するなんて思ってなかったし。

さて、
私たちが見れる光の波長はざっくり380~780nm(も)ある。そして、回路を描くための紫外線は現行はArFエキシマで193nmである。もうずっと前から、見えない光で見えないものを描く事が"普通"になってきたのがこの世界。素子を造るスケールはもはや波長よりずっと細かいのだ。
見えないながらもいろいろな手段・測定器でナントカ確認して、完全無欠な数千万個の素子を刻み込んで、バラして、数え切れない数のチップを出荷している。

僕らの自分の体が、見えないくらい小さな
無数の細胞でできているかのように、
素子もまた小さな小さな見えないくらい小さなモノたちの
集合体なのだ。

ただ、それは「人の造りしもの」。
自然が与えた生物の細胞とは比べるべくもない
粗末なものなのだよな。

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