1.4-TSI
ツインチャージャー、
温故知新な様な気もしますが。
「「VWゴルフGT TSI」発売、ターボ+スーパーチャージャー搭載」
by.WebCGの記事
1.4Lで170ps/24.5kgmを発生するそうです。
圧縮比の稼げる直噴エンジンに搭載したのが
今回のキモということで。
あっちこっちですでに書かれていますが、
ツインチャージャーという点に関しては
この方式のクルマは過去にもありました。
1:日産マーチスーパーターボ
とんでもないじゃじゃ馬だったそうで、どこでも横向きにできる
超激辛小型車(プリッキーヌみたいだ)でした。
930ccで110ps/13.3kgm、え、車重は770kgしかなかったの!!
あの狭いヤ○ツ峠でも豪快なターンを見せていたそうで・・・。
流石に、もう走っているの(中古で売ってるのも)見なくなったなぁ。
2:ランチア・デルタS4
グループB時代のラリー車のとんでもない部分を象徴する1台、
そしてこの車たちによってグループBそのものが幕引されてしまう。
1.8Lで456ps/46kgm、バケモノさ加減も大概にして欲しいパワー。
私は何度か実車を見ていますが、
御殿場で見たMARTINIカラー(1985RAC優勝車)が
えらくかっこよかった。
今度のTSIはそういったCompetition狙いとは
かなり遠い所に居るのですが、
排気量"だけ"がステータスではないという点は、納得できるかも。
燃費に至っては、1.6LのEを凌ぐとのこと。
DSGも付いてるし、あとはGTIとどこまで悩むかw
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ちなみに・・・
TDIはまだ日本に入ってこないんですねー、
(2010年導入を目標とか
>http://response.jp/issue/2007/0119/article90478_1.html)
こっちは2.0Lで170ps/35.7kgm(!)、4motionもあり。
これでDSGだったら、ほれ、どうしよう・・・・・・。
#新世代ヂーゼルのR32みたいなもんですから・・・。
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あー、追記。
最近のVWは車種の出し方が、どっかの国産車のように
"Marketing主導"になったような気がして、ちょっと疑問があった。
(クルマの出来はともかく、2WDのSUVモドキなんて・・・)
しかし今回のは、技術を練り上げる方向が見えた。
VWはこういう技術の開発ネタをいっぱい隠し持ってる節もあって
再びチョロチョロと見せるようになってきた気がする。
「量産ベースに乗る妥当性が見出せなければ発表しない」
というのも、一種の誠実さと理解するべきなんだろうか?
VWグループでもあるaudiでは"Vorsprung durch Technik"
を標榜しているが、(それはFerdinand Piëchの置き土産?)
同じ流れがVW本体にも継承されていることを願う。
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