イロイロ選べる
っていうのは、楽しいと思うよ。
SoftBankが出しているカラフルなケータイ、812SH。
PANTONEのコンセプトで20色展開ですね。
ケータイ屋さんの店頭でズラっと並べて売っていますけど
あんな色もこんな色も(無彩色も)あって、楽しいね。
去年、iPodがカラーバリエーションを復活させた時も思ったけど、
選ぶ楽しさ・持つ楽しさって、重要ですよね。
キャリアどうの、スペックどうのという視点からは
ちょっと離れて、楽しんで見てみたい。
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ところで、PANTONEといえば
色番号と名前の書いてあるカラーマッチングシステム。
色見本帖ってキレイよね。
印刷インク(インキ)の調合や色あわせに使うアレです。
画材屋さんへ行くと、
だいたいPANTONEとDICとTOYOを置いてますね。
こういうの見てみるとよく思うんですが、
色の名前って、奥が深いなぁ・・。
むかし、PANTONEではないのだが
手元にDICのカラーガイドを持っていた。
DTPをやっていた頃のもので、印刷屋さんから頂いたものだった。
一般用のカラーガイドだけでも十分楽しいのだが、
このシリーズに「日本の伝統色」と「フランスの伝統色」ってのがあって、
古風だったり優美だったり、名前が書いてあった。
(最近は「中国の伝統色」っていうのもあるんね)
色の表記って、一般にはJIS(Z8102)でも
呼び方が決まってるんだそうですが、
そうじゃなくても、名前を聞いただけで想像させられる
イメージってあるじゃないですか。
和名ならば、利休鼠とか江戸紫(結構渋めの色だな)とか浅葱とか。
ばあちゃんが着物の色で教えてくれたのも、そういう粋な体験。
洋名もいろいろで、同じ青でも空や海や鉱物を想像するたくさんの色たち、
異国の空をイメージさせるような名前がたくさんある。
その国や地域の文化や感性が見えてくる名前たち、
素敵だと思います。
(参考)
こんなページ見つけたよ。>和色大辞典
モニタ上でも楽しいねぇ。HTML用のRGBも書いてあるし、便利。
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話は戻って。
今回のケータイは20色でしたが、100色くらい選べても良いのかも。
お気に入りのカラーで大事に使うっていうの、どうです?
着せ替えボディで好きな色や素材にするのもいいと思う。
ずーいぶん前にクルマでも100色選べるのありましたっけ。
>Lancia-Ypsilonだったと思う・・・。
Renaultなんか多色展開してますね、日本導入でも13色とか。
それぞれの色に素敵な名前がついていますが、
そういえば、Citroënの赤はRouge Luciferのままなのに
PeugeotがLucifer Redと英語化してしまったのはなぜなんだろう?
せっかくなのになw
国産もMarchとかVitzなどにかなりキレイな色が増えてきてますけど
好きな色のクルマに楽しく乗るというのもいいよなぁ。
特にコンパクトカーならそういう楽しみって大いにアリ。
で、国産車ならではなんだけど、
日本の伝統色シリーズなんてのがあってもいいんじゃない?
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