« 旅の途中 | Main | イロイロ選べる »

2007.02.19

飛んで飛んで

機窓は一番のEntertainment!

疲れ目には、地平線が効きますよ
From:ANAの広告。

いやー、スーパーシートなんって乗らないんだけど
このセリフには同感同感。

ここんとこ、前エントリーで書いたとおり
出張で飛び回ってまして、やっと多摩に帰ってきました。

仕事での発券の都合上と
個人的にも昔からお気に入りなのもありまして
もっぱらANAに乗っているんですが、
最近便利だなーと思うのは「スキップサービス」。
(JALも「ICチェックインサービス」をしていますね)

ケータイやnetで予約して
(法人なら@deskつうのもあります)
Edy付きのマイレージカードさえ持って行って読取り機にかざせば
手荷物検査前に「♪ちろりん」、搭乗ゲート前で「♪ちろりん」、
まるで鉄道のSuicaの如く簡単に
あっというまに乗れてしまう。

さて乗ったら。
かなり以前に書いていたように、
飛行機に乗ったら寝ないのが私の乗り方。

飛行機って、たった30cm角ほどの小さな窓なんだけど、
その外に広がる光景はそんじょそこらのゲームや
バーチャル画像には真似の出来ない、RealなEntertainment。

まあ、乗り物好きなんで、
主翼に付いているフラップだとかスポイラだとか
エンジンナセルが動く様が面白かったり、
翼端灯が雲の中を照らして氷の粒が光る様子を見たり、
空気のチカラでぶっ飛んでいる実感があっていいんです。

雲を突き抜けて成層圏に揚がれば、
そこは見渡す限りの雲海か地平線の、広い世界。
航路の反対側をキラリと光って飛んでいく別の便も見える。

帰りの夕方便や最終便では、
雲のてっぺんをオレンジに照らしていた残照が沈む頃になれば、
マゼンダからプルシアンブルーに変わるグラデーションが
主翼の鈍い銀色に反射して、これまたキレイ!

昔、ずいぶん何度も往復した北陸からの帰り便は楽しかった。
飛び上がるとすぐさま3000m級の立山連峰を越えるため急上昇、
日本海から吹き付ける冬の風に乗って、
雪雲の頭を跳ねる様に飛んでいく。
あとはどんどん列島の中央を越えて、甲府上空あたりで雲が切れる。
ちらっと甲州の夜景を眼下に見た後は、アルプスや富士山を背景に
笹子・小仏の関を飛び越え、関東平野に向かって滑り込む。
一旦は平野を横断して茨城上空に抜けて、霞ヶ浦を眺めて反転、
千葉の湾岸地帯の夜景や工場の炎を上空から堪能した後は
木更津からアクアラインに沿って飛び、降下して羽田に着陸する。
誘導路をターミナルに向かいながら東京タワーの姿を確認する。

私は列島を飛び越えて帰ってきた、
そういった実感がありありと残った。

実際は仕事で飛んでいるので、
目も体も心も相当疲れているはずなんだが、
前記の広告のセリフのとおりに
私にとってのRelaxは機窓から得られるこの風景なんだ。

まあ、それがあるから遠い出張でも
ホイホイと出かけてしまうスタイルを維持してられるんだがねぇ(^^;;;

もし、あなたが飛行機に乗る機会があるのなら
亜音速の旅情を楽しんでみるのもいいかもしれない、ね。

|

« 旅の途中 | Main | イロイロ選べる »

Comments

描写がキレイな文章ですね。
飛行機には乗ったことはありませんが、まるで自分で乗って見てきたように
その情景がリアルに浮かんできました。

Posted by: 竜宮ダンサー | 2007.02.19 01:32 AM

>竜宮ダンサーさん
ありがとうございます。

空がこれだけ多彩な色を持つことは
不思議だけど感動的なモンです。

文才無いんで、なんか
往年の深夜のFM番組みたいになっちゃってますがw
お楽しみいただけたでしょうか?

Posted by: lucifer | 2007.02.25 11:23 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 飛んで飛んで:

« 旅の途中 | Main | イロイロ選べる »