« 2000+07 | Main | 旅の途中 »

2007.02.09

"Think Different" once more.

AppleのCEO、Steve Jobsが、DRMについて
異例(予想外か)の発言をしている。

「レコード会社はDRMの放棄を」by,CNET

むむむ・・・。

私は何度か現状のDRMのシステムや
配信系に対する不信感を表明していましたが
今回は、よくぞ言った、と思っています。

そう、10年前の"Think Different"の視点を思い出した。

「発想を変えよう」、オンガクは囲えないんだ。

公式サイトではこのような文章が。
"Thoughts on Music"

このタイミングでのリリースについては
欧州での流れを受けての事といい、
異論反論、批判もあるでしょうが、
提示した方向が真っ当である事は認めましょう。

--------
さて現状、DRMがある中で
出来るだけ多くの人に届けるには
こんな方法もあると実感したのは、
前のエントリーのYMOの件。

今回、とりあえす配信音源だけなのだそうだが
配信元のサービスについてリストを見てみてほしい。
たぶん、国内の主要なものは網羅している。

その結果、どの機器持ってても、まず聴くことは可能。
#機器間の可搬性についてはまだ全然として。

AppleのiPodであろうと、SonyのWalkmanであろうと、
キャリア問わずでケータイ機器であろうと。

つまりだ、何かを聴きたいから
どこそこ社製のハードウェアを購入するとか、
もしくは購入した機器に限定された
「ヒモのついたサービス」に加入せざるをえない・・といった、
囲い込みの効果はかなり無くすことが出来ている。

残り少々の残念点といえば、
Macでだいぶやりづらい点があるとか
OS(Platform)に依存した点がままあるね。

--------
DRMがあるのが当たり前になっていたところに
今回のSteve Jobsの件といい、全配信の手法といい、
少し風穴を開ける流れが見えてきたようだ。

DRMにしろOS縛りにしろ、
縄張り争いや性悪説の乱用はもううんざりだ。

LinuxやGPLのような考え方はSoftwareで先に進んだ。
利害(=商売ベース)の論理のみが全てでないこと、
だんだんとEco-systemとして成立する事も理解されてきた。

私だって、Hardware側で食っているんだが
関わって造られたチップや機器は、
誰彼問わずに使い倒して活用してもらったほうが本望だ。
それできっともっと、明日も未来も食っていけるだろうし。
縄張りのために製造してるんじゃないんだから。

ん、これ、産業人として間違ってないよね。

人間、利害や損得だけでは腐るよねぇ・・。
オンガクについてなら、ことさらそう思う。

だから、発想を変えなきゃ、ね。

|

« 2000+07 | Main | 旅の途中 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference "Think Different" once more.:

« 2000+07 | Main | 旅の途中 »