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2007.08.11

なの の あな

これを考えた人もスゴイけど、
モノにしようとしているのがスゴイなぁ!

次世代ハードディスク向けパターンドメディアの記録・再生に成功
~世界初!アルミナナノホール1個1個への記録・再生を実証~

アルミナ(アルマイト)にナノな穴が空いてるんですよ、
そこにコバルト詰めちゃうと、磁気記録ができる。
しかも、狙うは1平方インチあたり1テラビット!

詳細な内容はこちらにあります。
ナノホールパターンドメディア」/from 雑誌FUJITSU

磁気でないほうの記録素子については
流行廃りもなんだかよく知っているのですが、
磁気記録のオモシロイのは範囲外だった・・・。
ネットニュースで読んで、目がまん丸ですよ。

驚くほど細かい穴が
驚くほど整然と並んでいる。

この穴に、色素を詰めれば着色アルマイト、
クルマのパーツで見るあれですよね。
この穴に、コバルトなんかの磁性材料を詰めれば、
整然と並んだ磁石=磁気記憶単位、なわけです。

こういう極微細構造がキレイに並ぶ仕組みには
自己組織化、という自然の巧みさが隠されているわけで。
うまくコントロールできれば驚くほどの精緻さで
ある意味"美的"というべき世界が現れる。
#えー、半導体でも流行ってますね、量子ドットとか。

物質固有の・物性の持つ天賦の才能みたいなものを
気づいて、引き出して、生かして、モノに仕上げていく。
こりゃ、ワクワクするほど楽しいでしょうなぁ。
(ものすごく大変なのと同値で!)

この、アルミナ膜=陽極酸化処理で生成した膜、
よくいうアルマイト処理の同類なわけですが、
アルマイトの開発も日本人の手によるものだったことを
ご存知でしょうか・・・?
#上の文献にもちょこっと書いてあるんですが。

理化学研究所にて大正13年のことだそうです。
http://www.riken.jp/r-world/info/release/news/2005/may/index.html#kin_01
よく見て、気づくってことは、大事なんだなぁ。

その辺から、脈々着々とこういうナノの世界まで、
技術ってつながっていくんだな。

久しぶりに、気持ちの底からスゲェと思わされた開発でした。

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