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2007.09.30

オープン・3考

高速道路を走りながら。

すごく高価で高級な
クーペタイプのオープンが横を追い越していく。

あぁ、いいよねぇ、オープン。
私も、どっか憧れがある。
空とともに走る開放感、
クルマ好き、運転好きならなおさら。

でも、そういったクルマはだいたい
高くて大きくて、身の丈とは言えない。

こういう車種でのバリエーションは、
威圧感と共にあるような存在だから
その属性があまり好きでない私には
グッとこないのではありますが・・。

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いや、軽にだってコンパクトにだって
ライトウェイトスポーツならなおさら、
立派なオープンはあるじゃないですか。

ロードスター、コペン、マイクラ、207cc、Eos、
古くはビートからエリーゼの域まで。

ドライブを楽しむためのクルマの本質なら、
小さくても、小さいからこそ
ひらりひらりと空気を連れて走る楽しみに
あるだろう。

もう片一方のクルマの本質、
「誰よりも遠くへ、できるだけ速く」移動する道具
そういった志向・嗜好の外に私が出る日が来るならば、
車内を季節の風が通り抜けて、
日の光は頭上に降り注ぐのだろうか。

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ショッピングセンターの駐車場にて。

水色のハイブリッドカーが停まっている。
もうずいぶん普通に見慣れたクルマになったな。

このクルマのルーフからリアにかけて
なだらかに絞り込んだ形状になっている。
空力に沿った形なのだな。

ふと、こんな絵が頭をよぎる。

あの絞り込んだリアの斜めの部分が
すーっと開いて、
メタルトップが格納されて、屋根が開いたら・・・。

そうなのだ、
ハイブリッドのオープンはまだ無い。

空気を(できるだけ)汚さないクルマにこそ
新鮮な空気を満喫できる資格が
あるはずだ。

たぶん、きっと、いつか、
そんなクルマが現れることを
密かに期待している。

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Comments

もうかな~り前のこと。

喫茶店でコーヒーを飲んでますってぇ~と、知り合いが、

「乗ってきなよ」

と言って、ポーンと鍵を投げてきまして、表に出ると、MG RV8でした。

ちっこいボディーに、レンジローバーと基本は同じ「オールズモービル」のV8が、暴力的な加速感を演出してましたっけ。
コーナリング中に段差を乗り越えると、笑っちゃうほど古典的な挙動。

エコとは正反対の、オープンの試乗記でした。

Posted by: すーじー | 2007.10.01 10:55 PM

どもー

>すーじーさん、
こらまたどうも!

V8ですかー。。
漢のマシーンですなぁ。

古典的な乗り味、
それはそれで憧れってもんですよね。じゃじゃ馬を駆る、クルマ好きのまた一方の願望でもありそうで。バイクが近い感じですか。

ともかく、内燃機の行く末には悩ましい時代ですねぇー。

Posted by: lucifer@W-ZERO3 | 2007.10.03 10:34 PM

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