「中央線が好きだ。」
ときたま、JR中央線に乗ることがある。
最近乗った車両には、こんなポスターが掲示してあった。

夕焼けの中を走る、オレンジ色の201系。
プロモーションキャンペーンの広告だそうですが、
本当に素直に、いいポスターだなって思う。
そして、いい風景だなぁ、と。
東京駅から新宿を通り、まっすぐに武蔵野・多摩を西に進み、
高尾を越え、甲州へ向かう線路。
人々が暮らす街々で、帰宅に向かう人たちを乗せた
オレンジ色の通勤電車。
「ただいま」の声が聞こえそうだ。
そして、
朝はまた出かけていくんだよね。

青空の下を行く、新型のE233系、銀に橙のライン。
今日も元気に「いってきます」の声がしそう。
車内で夕焼けのポスターを見たとたん、
脳裏に2つの曲が流れ出した。
「中央線」/矢野顕子
そして
「Perspective」/YMO:Ryuichi Sakamoto
いい広告には音楽を思い出させるチカラがある。
矢野さんの曲はタイトルどおりもちろんですし、
坂本さんの曲も、かつて沿線に住んでた頃の
中央線の風景からできた曲なのかも。
ポスターにはこうキャプションがあった。
『自分たちの路線に向かってこんなこと言うのも、
今さらちょっと恥ずかしいですが。
JR東日本はあえて言いたいと思います、「中央線が好きだ」と。
この沿線には、芸術からマンガまで新しい文化を発信し続ける街がある。自分の趣味にこだわり、自分のリズムで暮らす街がある。どの街にも個性がある。主張がある。しかもそれらはバラバラなように見えて、同じ空気が漂っている。より自分らしく、より自由に生きようという、都会的な精神で結ばれている。そんな「中央線らしさ」を、私たちはやっぱり愛しているんだと思います。
あなたはどうですか、中央線は好きですか。
今度いっしょに出かけませんか。』
そうだなぁ、僕らいい街に暮らしているんだな。
このTokyo-WestSideはオレンジの線で結ばれている。
だから僕も思う、「中央線が好きです。」
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