« お年賀。 | Main | music, on the air »

2008.01.07

Swing Out Sister

TVで某ケータイ電話屋さんのCMで
Swing Out SisterのBreakoutが使われていた。

いやもー懐かしいやら、
この曲かなり好きw

1986年だったと思うんだけど、
女性1名+男性2名というユニットもんの典型例。

同時期で言うとBasiaやSadeやEurythmicsあたりは
男女ユニット構成でも少し先輩格なのかな。

当時のSwing Out Sisterはもっと明るくて快活で
素のシンセストリングスとブリブリのシンセベースが
時代を感じさせつつ、時代を超えてすがすがしく。

この曲をはじめて聴いたのは
その1986年に銀座ソニービルの中だったのを覚えている。
SMCとゆー高価な映像編集用のPCが当時あって、
Vの編集室プロモーションデモをやってて
なぜかこの曲が大音響でかかっていた。

デモルームですからそりゃもーすごいモニターと
スタジオレベルの明確な音響で圧倒されたのを
鮮烈に記憶している。

高解像度で鮮やかで、おしゃれで快活で、
英国からなんか新しい風が吹いてきた気がした。
たぶん、英国製女性Popものの洗礼としては
幼少のころのNolans以来の衝撃だったのだろう。

ソニービルを出て数寄屋橋の交差点に立つと、
頭上の雲がまるでデジタル処理された画像のように
ディゾルブされながら天空高く広がっているような、
そんな晴れやかな気持ちにさえなっていた。

いろいろな人が書いてることかもしれないけど、
数年後にドリカムをはじめて聴いたときに
同じ想いが蘇ったのも記憶しているなぁ。
だからその後のドリの初期の数枚は大好きだったなぁ。
「星空が映る海」(豊頃・大津浜)まで行ってますから・・(苦笑
#決してパクりうんたらではなくて、
 そういう時代が来たんだというファンファーレが鳴り、
 TVにお茶の間にカーステに溢れて流れ出した瞬間。

今また、Swing Out Sister(と、ドリも)をきちんと聴き直してみて、
あっけらかんと歌い上げて、
あっけらかんとシンセの音を響かせて、
屈託なく晴れやかな音が今も吹き抜けるのを感じている。

|

« お年賀。 | Main | music, on the air »

Comments

ドリカムねー。
邦楽でもこのテイストが出せるって感じはインパクトありますね。

おっしゃる通り、それを一概にパク○と言ってしまうのは無粋な気がします。

初期のドリカムは、突き抜け感が素晴らしいね。

Posted by: Sister M | 2008.01.08 10:51 PM

いつもどもー。

>Sister M さん、
初期のドリは当時としては洋楽テイストな感じがウリではありましたが、むしろそういう国境みたいなもん感じなかった記憶があります。十勝出身でもどこでも通用する、みたいな(^^;;

歌姫という存在、強烈なヴォーカル、
どこ行ったって吉田美和さんは変らない。

片やSwing Out Sisterは、その後は日本に多くのファンが居るという経緯を持ってますんで、これも国境なんて関係なかったってことで。

Posted by: lucifer | 2008.01.09 12:16 AM

そもそもホレ、音楽そのものに国境がないワケですが。

反面で、国境というくくりではない各国特有のセンスみたいなものも存在するのですねぇ。

ドリカムはそこんとこら辺を見事に消化して取り込んだ感が、洋楽に詳しくない私にもある意味、斬新に映ったのでしょうねぇ。

Posted by: Sister M | 2008.01.09 01:09 AM

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference Swing Out Sister:

« お年賀。 | Main | music, on the air »